WHO専門組織が実施へ 原発事故と甲状腺検査に関する研究

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 東京電力福島第1原発事故と甲状腺検査に関する研究が、世界保健機関(WHO)の専門組織「国際がん研究機関(IARC)」で行われる見通しとなった。5日の県民健康調査検討委員会で報告があった。検討委は原発事故と甲状腺がんの因果関係の評価に向け、IARCの知見も役立てる方針。

 甲状腺がんと原発事故との因果関係を巡っては、検討委の星北斗座長が昨年12月の会合で因果関係を科学的に検証する第三者機関の設置を県に提案していた。

 県が設置に向けた検討を進める中、IARCから日本を含めた加盟国に対して原発事故と甲状腺検査に関する研究に着手するとの提案があり、県は新たな機関を設置しないことを決定。IARCでの研究の知見を参考にすることにした。