声弾む「アワビ漁」 7年ぶり相双漁協、初日は5.2キロ水揚げ

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磯部漁港で7年ぶりに水揚げされたアワビ=5日午前7時45分ごろ、相馬市

 相馬双葉漁協は5日、管内では東日本大震災後初めて、約7年ぶりにアワビの試験操業を行った。同日早朝、相馬市の磯部漁港、南相馬市の真野川漁港から計2隻が出漁、漁師たちが海中に潜ってアワビを採った。

 初日の水揚げは計20個約5.2キロ。相馬市磯部の水産加工施設に運び込まれた。

 放射性物質検査の結果、検出限界値(1キロ当たり12.5ベクレル)を下回った。アワビは相馬市内の飲食店を中心に流通する予定。

 漁をした南相馬市の男性(37)はアワビを見ながら「大きさも震災前に近く、量も増えてきた。やっと売れる状況になってきた」と声を弾ませた。

 管内の原釜、新地両漁港では7月初旬にも試験操業を始め、アワビとともにウニ漁も行うという。