仲田さん報告...ブータン・花の博覧会「日本式庭園好評だった」

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仲田さんが手掛けた日本式庭園=ブータン・ティンプー

 秋篠宮家の長女眞子さまが出席され、ブータンの首都ティンプーで4日に開催された「花の博覧会」で、日本式庭園を紹介した石川町の仲田種苗園社長仲田茂司さん(60)は7日、同町で取材に応え、「日本の美的感覚が受け入れられ、福島を思ってくれているブータンの皆さんが喜んでくれた」と活動を振り返った。

 仲田さんは同国を兼轄する在インド日本国大使館から依頼を受け、日本式庭園を造園。約200平方メートルに日本の枯山水の造園技術でブータンの景色を表現した。構想から約半年をかけ現地の技術者と共に日本の植生に似た同国の植物を使って庭園を造り上げた。

 仲田さんによると、仲田さんの説明を熱心に聞かれた眞子さまが同国の関係者に英語で庭園の理念を説明し、ワンチュク国王らが「非常に美しい」と喜んでいたという。仲田さんは「ブータンの景色は日本の風景と似ており、なじみやすく、懐かしさを感じてくれたのではないか」と振り返った。

 国王夫妻が2011(平成23)年に県内の被災地を訪問したことをきっかけに同国と三春町の交流が続いている。元同町職員の仲田さんは同国の技術者を迎え入れ技術指導したほか、国際協力機構(JICA)の交流事業に参画、昨年には同国初となる日本庭園「三春ガーデン」を完成させた。

 実績に加え、同大使館の菊田豊次席公使(福島市出身)らの働き掛けもあり、今回の造園が実現。仲田さんは「皆さんの福島への思いが一つの形になった。今後も要請があれば積極的に参画したい」と話した。