福島県の労働力人口「96万4491人」 65年以来の100万人割れ

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 2015(平成27)年の国勢調査に基づく就業状態の状況で、県内15歳以上の労働力人口は96万4491人で、5年前の前回調査から4万1755人減少したことが8日、県のまとめで分かった。100万人を下回ったのは1965(昭和40)年の調査以来。労働力人口は2000年の調査から減少を続けており、長期的には地域経済などへの影響が懸念される。

 労働力人口の減少は人口減少、少子高齢化の影響とみられる。男性は前回比2万1257人減の55万7110人、女性は同2万498人減の40万7381人だった。

 15歳以上の人口に占める労働力人口の割合「労働力率」は前回比0.4ポイント減の60.2%だった。男性は同1.4ポイント減の71.4%となった一方、女性は同0.1ポイント増の49.5%だった。

 産業別(大分類)の従事者数では、「建設業」が前回比1万6011人増(19.1%増)の10万19人で、増加数、率ともに最も高かった。建設業に従事する人の割合は、本県が10.8%と全国で最も高く、次いで宮城県の10.5%、岩手県の10.1%となった。震災と原発事故からの復旧.復興事業で求人数が増加した影響とみられる。

 建設業従事者の割合を県内の地域別で比べると、相双の21.8%が最も高く、いわき13.0%、南会津12.6%、県中10.0%、県北9.6%、会津8.7%、県南8.1%となった。