複数ドローン飛行「管理システム」開発へ 南相馬で実用化試験

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 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は15日、宅配や測量、防犯など多様な分野で利活用が期待される小型無人機(ドローン)について、多数のドローンが衝突せずに飛ぶ環境を実現するための運航管理システムの開発に着手すると発表した。実用化試験を、南相馬市に開所するロボットの実証拠点「福島ロボットテストフィールド」で実施する。

 開発にはNEDOのほか、NEC、NTTデータ、日立製作所、NTTドコモ、楽天が加わる。2019年度までに、製造元が異なるドローン10台以上を、宅配を想定して同時に飛ばし、衝突せずに自動運航するシステムの構築を目指す。システムの全体設計には宇宙航空研究開発機構も協力する。

 ドローンを巡っては、低価格化と高性能化が同時に進んだことで幅広い分野での活用が検討されており、近い将来に物流や警備、災害対応など多数のドローンが同じ空域を飛行する時代が来るとされる。多くのドローンを安全に飛ばす運航管理システムの開発は各国で進んでおり、NEDOのチームはシステムの国際標準化も視野に入れ、早期実用化を目指す方針。