「カビたパン」児童に食べさせる 女性講師、給食残さぬよう指導

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 鏡石一小の1年生を担任していた当時20代の女性講師が2015年度、児童に古くなった数日前の給食のパンなどを食べさせていたことが16日、関係者への取材で分かった。同校や鏡石町教委によると、児童はパンにカビが生えていたと証言し、講師は「給食を残した児童に食べ物の大切さを教えるためだった」と説明。関係者によると、アレルギーのある物を無理やり食べさせられた児童もいたという。

 町教委によると、5月に当時の出来事を児童から聞いた保護者から町教委に連絡があり発覚。同校の調査に児童3人がカビのようなものが付着したパンを食べさせられたり、古くなった牛乳を飲まされたりしたと話した。他の児童20人もその様子を見たと答えた。

 講師は同校の調査に対し事実関係を認め、「児童が残した給食を取っておいていた。申し訳ない」と話しているという。

 講師は産休補充として2015年4月~16年7月の約1年4カ月間と、今年4月から任用期間が終わる今月13日まで同校に勤務しクラス担任も担当していた。

 同校は、2日に当時のクラスの保護者を集め、調査結果を文書で報告し、謝罪した。町教委は「さらに事実関係の調査を進める」として、詳しい経緯や状況を確認するとしている。