「いつか藤井四段と対局」 同年代が闘志!県内高まる将棋熱

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真剣な表情で将棋に打ち込む子どもたち

 将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)がデビューからの連勝記録を更新する中、福島県内でも将棋熱が高まっている。「同世代として誇り」「いつかは同じ舞台に立ってみたい」。各大会で活躍する中学生は藤井四段の活躍に刺激を受け、将来の対局を夢見ている。

 「まだ本県出身のプロはいないが、着実にレベルが上がっている」。日本将棋連盟県支部連合会長の武蔵正憲さん(63)=喜多方市=は手応えを口にする。

 同連盟のプロ養成機関「奨励会」に現在所属している本県出身の棋士は1人。プロへの道のりは険しいものの武蔵さんが指導する同連盟会津王将会支部の道場は全国大会などで活躍する棋士を数多く輩出している。

 昨年の文部科学大臣杯小・中学校団体戦で準優勝したメンバーの一人で、喜多方二中1年の生徒(12)の目標はアマチュア日本一となって、タイトル戦の最高峰とされる「竜王戦」に挑戦すること。「いつかは藤井四段と竜王戦で対局したい」と闘志を燃やす。

 塩川中3年の生徒(14)は「(藤井四段の)鋭い詰め方などを参考にしている。今はレベルが違うけど、自分も一段ずつ前に進んでいきたい」と意欲を見せる。

 武蔵さんは「将棋を指して礼儀を学んでもらうことが最優先。その後に結果が付いてくる」と強調。将棋を通して養われる記憶力や想像力などの教育的な効果にも期待を寄せている。