5年ぶり集結!歴代ミスピーチ 8月に同窓会、モモPRも予定

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来場を呼び掛ける(右から)丸山さん、安斎さん、後藤さんの歴代ミスピーチ

 本県の果物の魅力を県内外に発信するミスピーチキャンペーンクルーが誕生から55年を迎え、ミスピーチ経験者らでつくる実行委員会は8月12日、福島市で歴代ミスピーチを一堂に集めた5年ぶりの同窓会を計画している。歴代メンバーによるJR福島駅新幹線ホームでのモモPRも予定しており、関係者は「福島の元気発信につなげたい」と歴代ミスピーチに参加を呼び掛ける。

 ミスピーチキャンペーンクルーは、本県特産のモモをはじめとした魅力的な果物のPRを目的に「桃娘」として1963(昭和38)年に誕生。その後名称は「ミスピーチ」に変わり、制服なども時代に合わせて色調やデザインを変化させながら、果物PRの主役を務めてきた。

 2003年に男性が応募可能となった際に現在の「ミスピーチキャンペーンクルー」となった。震災後は、本県果物の風評払拭(ふっしょく)に向けたPRなど活動の幅も広がっている。

 会社員や学生、主婦など女性を中心にさまざまな立場の人が活躍。第47代ミスピーチを務めた会社員安斎菜穂子さん(31)は学生時代に応募。「昔から憧れの存在だった。初めて制服を着た時には緊張しました」と当時を振り返る。PR活動では九州地方も訪れ、市場や役所などで本県の果物の魅力を発信、「福島のあったかい人柄も伝えることができた」と話す。

 初の男性ミスピーチが誕生したのは03年。男性の初代ミスピーチとして活躍した後藤喜孝さん(37)は今、その経験を生かしてJAふくしま未来で働く。「当時は女性というイメージが強く、訪問先から『男性が来た』と驚かれたこともあった」と後藤さん。それでも「普通ではできない体験ができた」と、今はJA職員という立場で本県の果物を発信する。ただ男性はこれまで4人のみで、今月活動を始めた55代目の10人も全員が女性だ。

 歴代ミスピーチが集う同窓会は45年と50年の節目にも開催。今回は3度目だが、副実行委員長を務める第15代ミスピーチの丸山八重子さん(58)は「同じ経験をした仲間でも世代が変わると接点も少ない。一緒に福島の将来を考え、青春の一ページを振り返りたい」と話す。連絡先が分からない歴代ミスピーチも多く、丸山さんは「福島の元気発信のためにも多くのミスピーチ経験者に集まってほしい」と参加を呼び掛けている。

 同窓会は福島市の福島グリーンパレスで開く。参加費7000円。