高校生がベラルーシ派遣へ合宿研修 広野で放射線基礎知識学ぶ

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 チェルノブイリ原発事故で被災したベラルーシに「日本・ベラルーシ友好訪問団」として派遣される高校生を対象にした合宿研修が17日、広野町で始まり、生徒がベラルーシの現状や放射線の基礎知識を学んだ。18日まで行われる。

 NPO法人ハッピーロードネット(広野町)が東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興を担う次世代のリーダー育成を狙いに、浜通りの高校2年生16人を7月24日~8月4日に派遣する。生徒はチェルノブイリ原発事故から31年が過ぎたベラルーシの現状を知り、本県の課題解決に向けた見識を広める。訪問団の派遣は昨年に続き2回目。

 研修では、ベラルーシ出身の会社員ムラシュカ・マリーナさんが同国の現状や文化などを説明、公用語のロシア語を指導した。南相馬市立総合病院の沢野豊明医師は放射能の基礎知識を伝えた。また、訪問では初の取り組みとして生徒がベラルーシ国立大などを訪れ、本県の復興状況などを発表することから、班ごとに発表内容を話し合った。

 結団式も行われ、団長を務める同NPOの西本由美子理事長が「ベラルーシで学んだことは将来絶対に役に立つ。しっかりと学んで、笑顔で過ごしてほしい」と呼び掛けた。