遺作の銀細工人気 桑折・横山さん作品コーナー、福島で20日まで

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純銀製のきせるを紹介するミサ子さん(右)

 桑折町の銀細工職人で、2012(平成24)年に亡くなった横山俊夫さんの作品を紹介、販売するコーナーが18日、福島市のコラッセふくしまにある県観光物産館に設けられた。20日まで。

 横山さんの作品として残された純銀製のきせるなど約100点が注目を集めている。

 横山さんの父が同町の半田銀山の銀を使い銀細工を始め、横山さんは2代目。半田銀山で銀が取れなくなった後は、東京から購入して制作に当たったという。

 同町の「横山かざりや」の主人として、全国の物産展などに作品を出品していたが、12年12月、急性心筋梗塞で倒れ、帰らぬ人となった。

 横山さんの技術は継承されず、特徴ある銀細工製品は約100点を残すのみとなった。

 この日、会場で買い物客に対応した妻ミサ子さん(77)は「主人が力を入れていたのはきせる。工芸品としてもすばらしいと、お客さんは言ってくれる」と、横山さんの技術を紹介した。

 販売コーナーにはきせるのほか、指輪やペンダントが並んでいる。午前10時~午後5時30分。 売り切れ次第終了。