医療機器開発支援センター長・滝沢真己氏に聞く 本格稼働へ加速

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「『医療機器の福島』という新たなイメージをつくりたい」と語る滝沢センター長

 ふくしま医療機器産業推進機構が運営するふくしま医療機器開発支援センター(郡山市)が開所から7カ月、滝沢真己センター長(60)は福島民友新聞社のインタビューに応じ、今後の施設の在り方などについて語った。

 ―開所から7カ月が経過した。
 「開所以降、周囲からの期待をひしひしと感じているが、いまだ本格稼働には至っていないのが現状だ。特に医療機器の認証拠点としてのライセンス取得には、規制に準じた試験の実施など、さまざまなプロセスがあり、動きを加速させたい」

 ―タイなどASEAN地域との連携は。
 「メード・イン・福島の優れた医療機器を海外に展開したい。原発事故により、福島の名は良くも悪くも世界に認識された。ものづくりの強みを生かし、『医療機器の福島』というブランドイメージを築く」

 ―医療従事者らのトレーニング機能もセンターの強みだ。
 「県内で数少ない人体型のシミュレーターを導入しており、心肺停止や体のけいれん、体温の急変など、患者の予期しない状況を想定した訓練をすることができる。これらをいかにアピールして医療従事者の育成につなげていくかが課題。研修などを積極的に受け入れ、人材育成に貢献していく」