松川浦の養殖アオノリ復活へ 7年ぶり、18年2月にも出荷

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 相馬双葉漁協が今季の実施を目標にしていた相馬市松川浦での流通を伴う養殖アオノリの試験操業に関して、養殖業に携わる漁業者は19日、相馬市で会議を開き、実施の方針を決めた。養殖アオノリの販売が来年にも7年ぶりに復活する見通しとなった。年内に試験操業検討委員会、県漁連組合長会議などの承認を受け、正式決定する見込み。

 今後は養殖場への網の設置作業が9月上旬ごろに行われ、摘み取りや乾燥作業を経て、来年2~4月にかけて出荷されることになりそうだ。同漁協によると、震災前の出荷量は年間200トン以上で水揚げ高は約4億円だった。

 原発事故当初、乾燥させた検体を中心に、一部で同漁協の基準値を超える放射性セシウムが検出されたため、試験操業は行われなかった。昨年の検査では放射性セシウムの検出が基準値を下回っていたが、漁業者の準備不足もあり、実施は見送られた。