処分場搬入路整備を開始 環境省、原発事故による指定廃棄物

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 東京電力福島第1原発事故で発生した県内の指定廃棄物(1キロ当たり8千ベクレル超、10万ベクレル以下)を、富岡町の国有化された埋め立て処分場(旧フクシマエコテッククリーンセンター)で最終処分する計画について、環境省が処分場への搬入路の整備工事を開始したことが23日までに、分かった。工事は年内に完了する見通し。

 環境省福島地方環境事務所によると、搬入路となる楢葉町側の町道に面した地権者全員の了解を得た上で、11日に着工した。

 右折レーンを設けるための拡幅工事や路盤補強、車両の待避所などを整備する。

 完了後、同省は富岡、楢葉両町に対し搬入経路や搬入量などを定めた輸送計画、安全対策などを説明する。

 埋め立て処分事業を巡り、同省は県と富岡、楢葉両町、富岡町の地元行政区、楢葉町の上繁岡行政区と安全協定を交わした。

 楢葉町繁岡行政区は結論を持ち越しているが、同省は安全協定を結ぶ前でも搬入を開始する方針を地元に伝え、町も受け入れる意向を示している。