「菊人形」に衣装着け 二本松で伝統継承へ作業体験

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
人形に菊花の衣装を着せる菊着け体験

 二本松市の秋を彩る伝統行事「二本松の菊人形」(10月14日~11月23日)の主役となる人形に菊の衣装を着せる「菊着け体験」が19日、同市の県立霞ケ城公園菊人形会場予定地で開かれた。

 人形の衣装作りなどに励む「菊師」の仕事体験や伝統技術の継承を目的に二本松菊栄会が企画し、菊人形を全国にPRする「菊むすめ」を含めて市内外から男女17人が参加。菊師の渡辺アイ子さん、斎藤ナツイさん、鈴木耐子さんが講師を務めた。

 参加者は菊を数株ずつまとめ、根を水ゴケで包む「人形菊の根巻き」、人形の下地(胴殻)にヒノキの葉を載せる「ヒ葉着け」、菊の根巻きした部分を胴殻に挿し込み、茎を折らないように曲げて結び付ける「菊着け」に取り組んだ。

 菊むすめの増戸あゆみさん(郡山市)は「一つの菊人形を作るのにたくさんの苦労があったのがよく分かった。一生懸命PRしていく」と話した。