「ウルトラマンダイナ」アスカ・シン役 つるの剛士さんに聞く

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「ウルトラマン 光の物語展」

◆福島県は第二の古里

―アスカ・シン役が決まったときの思いは。

 「『君、来週からウルトラマンだから』という監督と円谷プロの皆さんからの言葉が耳に残っている。当時(アスカ役を演じる)実感がなかったし、終わった今でも実感がない。自分もダイナのファンだから、作品をどこか俯瞰(ふかん)している。自分が演じている感覚で見ていないというか、不思議な感覚」

 ―幼稚園のころからウルトラマンになりたかったそうだが。

 「当時はウルトラマン80(1980~81年)が放送され、ウルトラマンタロウやウルトラセブンの再放送も見ていた。ウルトラシリーズの全部が好きだった。小さいころに描いていた漫画も残っている。『つるちゃんマン』とか。ヒーローに憧れている自分が作品としても残っている。自分がウルトラマンになっているのは不思議」

―光の物語展で、ウルトラマンダイナの特捜チーム「スーパーGUTS(ガッツ)」のスーツが展示されている。

 「僕も当時撮影で使った一着を持っている。所々メッシュを使って通気性が良かったが、ほとんどが革を使っている。撮影が夏に始まったので、汗だくで大変だった」

―本県にゆかりが深い。県民へのメッセージを。

 「福島県は妻(いわき市出身)を生んでくれた場所、子どもたちも福島で生まれた。僕にとっても第二の古里。いわき市の応援大使も務めている。『復興地・福島』の実現へ、できることがあれば声を掛けてほしい。皆さんと一緒に頑張っていきたい」

つるの・たけし 1975(昭和50)年、福岡県生まれ。「ウルトラマンダイナ」(97~98年)の主人公アスカ・シン役を熱演。ウルトラマンサーガなどにも出演。42歳。