「免許証返納」増えてます! 高齢ドライバー、16年同期比2.5倍

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高齢ドライバーなどを対象にした安全運転講習

 運転免許証を自主返納する65歳以上の高齢ドライバーが増えている。全国で高齢者による重大事故が相次いでいるほか、認知症の疑いがある75歳以上の高齢者に医師の診断を義務付ける改正道交法が3月に施行されたことなどが要因とみられる。また、県内各地の自治体や商工団体なども免許証返納者を対象に各種サービスを提供するなど、高齢ドライバーに対して自主返納を促す動きも拡大している。

 県警によると、昨年1年で免許証を自主返納した65歳以上の高齢者は3311人。今年は7月末までに2802人で、前年同期比で約2.5倍。年間では前年比で1.5倍の5000人となる見通しという。

 ただし、公共交通機関が充実していない本県などの地方では、自家用車はまさに高齢者の「足」。買い物や通院などが不便になるため、免許証の返納は大きな悩みとなっている。実際、本県の免許証返納率は全国で42位で、返納後「交通弱者」となる高齢者への各種支援策の充実が求められている。