アーケード復活へ 会津若松・神明通り、9月に安全祈願祭

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アーケードの設置が決まった神明通り

 老朽化に伴い2015(平成27)年に撤去された会津若松市のメインストリート、神明通りにアーケードが復活する。

 国の補助金の適用項目から外れたため設置が見通せなかったが、市と県が整備費の約3分の1ずつを補助する形での着工が決まった。9月5日に同市で安全祈願祭が行われる。

 アーケードは全長約335メートル。1957年に設置され、77年に改築された。老朽化などで亀裂や剥離が進行するなど危険性が高まったため、地元の神明通り商店街振興組合(馬場俊光理事長)が建て替えを計画、アーケードを撤去した。

 新たなアーケードは16年6月の着工、同12月の完成予定だったが、採択を見込んでいた中小企業庁の「商店街まちづくり事業」の内容が変更され、アーケードが補助対象から外れたため計画が宙に浮いた。

 撤去後、「開放的で明るくなった」とする市民の声がある一方で、高齢者らからは雨や雪、炎天下で買い物をする際の不便さを指摘する声が上がっていた。

 予算ベースで市と県が1億6500万円ずつの計3億3千万円を補助する形で着工する。残る約2億円は同振興組合が自己財源で確保する。

 関係者によると、神明通りは国道のため制約があり、高さや全体の構造は撤去前と同じになるという。完成は来年2月だが、屋根部分の工事を降雪時期までに終え、その後、内装などの工事に入る予定。

 同振興組合の馬場理事長は「一時は困難といわれたアーケードの着工が決まって良かった。アーケードが完成して終わりではなく、活性化につなげる手法を模索したい」と話した。