福島医大「最新鋭手術室棟」完成 学生に公開、9月から稼働へ

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学生たちに公開されたハイブリッド手術室

 福島医大は22日、福島市の同大付属病院の手術室棟の完成内覧会を開き、最先端の医療機器を備えた手術室を学生らに公開した。

 従来の手術室は手狭で数も少なかったことから、病院と連結する手術室棟を増設した。鉄筋コンクリート4階建てで、延べ床面積は1880平方メートル。総事業費は約32億円。9月下旬から順次稼働する。

 手術室は3室。患部を詳細に見ることができる最新の3テスラ超高磁場の磁気共鳴画像装置(MRI)を導入した手術室を新設した。このMRIの手術室への導入は東京以東では初めてで、脳腫瘍など脳神経外科の手術に有効だという。

 このほか、東北地方で初導入となる2方向から撮影できるバイプレーン型血管造影装置を備えたハイブリッド手術室と、人工関節手術や金属インプラントを入れる手術などに使用する無菌手術室を新設した。

 斎藤清院長(61)は「最先端の設備を導入した手術室が完成し、医療技術の向上や患者の手術までの待ち時間軽減につながる。大学の教育レベルの向上も期待できる」と思いを語った。

 手術室棟には手術室のほか、子どもを対象にした「子どものこころ外来」を新設し、診察室やプレールームを設けた。同外来は今月下旬から診察を始める。