道の駅「尾瀬檜枝岐」開業 活性化の拠点に、観光関連3施設で構成

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テープカットをする関係者=30日午前、檜枝岐村

 尾瀬国立公園の誕生10年に合わせて、村政独立100周年を迎えた檜枝岐村の道の駅「尾瀬檜枝岐」が30日、同村中心部の国道352号沿いに開業した。

 開業を祝う式典で星光祥村長が「村の観光は震災前の状況に回復していない。道の駅を村の活性化に生かしていく」とあいさつ。来賓の鈴木正晃副知事らと共にテープカットし、道の駅を拠点とした観光振興を誓った。

 尾瀬檜枝岐は福島県内32番目の道の駅。情報コーナーや観光案内所などの機能を備える尾瀬・檜枝岐山旅案内所と、案内所に隣接するレストランや物販店舗が入る尾瀬の郷交流センター、木工品展示販売所の3施設で構成される。

 案内所は今年4月に開所した新たな施設で、木のぬくもりがあふれる山小屋風の造りが特徴。村内に分散していた官民の観光関連組織を集約して尾瀬の情報提供や宿泊施設の案内、ガイドの手配などの観光業務を一元化することで、観光客の利便性向上を図った。

 24時間利用できる65台分の駐車場とトイレを備え、イベントなどで活用可能な芝生のスペースも設置。避難所としての機能も担い、3施設と駐車場などを合わせた総面積は約1万2800平方メートル。

 この日も、尾瀬に咲く花や見どころなどの最新情報を得ようと大勢のハイカーらが立ち寄った。宇都宮市から訪れた女性(66)は「休憩もできる道の駅は、長い車の運転で訪れる観光客にとってありがたい」と話した。

 営業時間は午前8時30分~午後6時。住所は檜枝岐村字見通1155の1。