ミス・グランド・ジャパン公式花に川俣産「アンスリウム」採用

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ミス・グランド・ジャパンの公式花に決まった川俣産のアンスリウム

 世界平和を訴える「ピースの使者」を選ぶミスコンテスト「ミス・グランド・ジャパン」(MGJ、12日開催・東京都)のオフィシャルフラワー(公式花)に川俣町産のアンスリウムが採用されることが決まった。優勝者にブーケとして贈られるほか、会場にも飾られる見通しで、町の生産者は知名度向上に期待する。

 大会運営事務局が6日、発表した。生産組合の鴫原秀雄組合長(73)は「川俣産アンスリウムのPRにつながれば」と話す。佐藤金正町長も「アンスリウムは川俣復興のシンボル。良いものを届けたい」と喜んだ。

 MGJは2013年に始まった世界規模のミスコンテスト「ミス・グランド・インターナショナル」(MGI)の日本大会。

 大会事務局によると、日本大会に公式花を導入するのは初めて。川俣産のアンスリウムは、15年に近畿大と町が試験栽培を開始。古着をリサイクルした「ポリエステル培地」を使って栽培しており、原発事故による風評被害を受けにくい。現在は、町民が組合を立ち上げ、アンスリウムの本格栽培を目指している。

 事務局によると、平和をスローガンに掲げるMGIと、復興のために新たな取り組みに挑戦する近畿大や町、生産者の姿が共通していることから、アンスリウムの採用が決まった。

 アンスリウムはプラスチックのような質感を持ち、ハート形の花が特徴。花の色も赤やピンク、白、緑など多彩で、日本ではあまり栽培されていない。当日は、白、ピンク、赤の3色、約180本がブーケと展示用に用意される。