若者の意見で復興を 楢葉町「中学生室」発足、まちづくり反映へ

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「中学生室」メンバーの委嘱を受けた楢葉中の2年生(前列)

 楢葉町は12日、復興政策を立案する中学生のチーム「中学生室」を発足させた。町の未来を担う若年層と行政や企業、各種団体が連携し、次世代のまちづくりを実践する。

 町は中学生と町職員が定期的に意見交換する場を設けることで、中学生が出したアイデアを中長期的な復興施策やまちづくりに反映させる考えだ。

 楢葉中2年生は5~7月の計6回、町復興戦略アドバイザーの岸博幸慶大大学院教授による特別授業を受講。「10年後の楢葉町を良くするために」をテーマに意見をまとめ、町に提言した。町は具体化に向け、生徒に参画してもらうチームを編成、復興推進課の下部組織に位置付けた。慶大大学院生も運営に協力する。

 町は12日、町役場で発足式を行い、7人をメンバーに委嘱した。松本幸英町長が代表の生徒に委嘱状を手渡し「町を復興させる斬新なアイデアをまちづくりに生かしたい」と述べた。岸教授は「中学生でも世の中を、地域を変えられる。みんなが好きな楢葉を住みやすくするため、大人に意見をぶつけてほしい」とエールを送った。

 初会合では生徒が出した「冬にもイベントを」「町内に明かりを増やしたい」「雑草やイノシシ被害をなくす」などの意見が紹介された。まずは12月の発表を目標に、インターネット上で資金調達するクラウドファンディングに取り組むことを申し合わせた。

 中学生室のメンバー次の通り。任期は1年。