男性教諭「社会ルール教えようと」 女子生徒30人に正座強要

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 田島高(南会津町)の50代男性教諭が女子生徒約30人に正座を強要した問題で、男性教諭は正座させた理由について「社会のルールを教えようとした」などと話していることが14日、同校への取材で分かった。

 同校によると、男性教諭は今月6日の体育の授業で行っていたキックベースボールの判定を巡り抗議してきた一部の生徒が「ふてくされた態度を取った」と捉えたという。審判の判定に対する反抗的な態度への戒めなどを含めて指導しようと、授業を受けていた約30人の生徒全員を集め、そのまま理由を説明することなく約15分間にわたり正座させたという。

 2012(平成24)年に大阪市の男子高校生が部活動の顧問から体罰を受けた後に自殺した問題などを受け、文部科学省が13年に出した体罰の禁止に関する通知では、長時間にわたって正座や直立などの姿勢を保持させる行為は肉体的な苦痛を与えかねないとして、体罰に当たると規定している。

 同校の校長は取材に対し、職員会議などで体罰防止の徹底を求めてきた経緯を説明し「正座が体罰に当たるということは(男性教諭も)認識していたと思う」と話した。

 県教委は今後、男性教諭から事情を聴いた上で処分を検討するとともに、県内全ての高校に改めて体罰防止を徹底するよう指示する方針。

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