「研修医」福島県希望は103人 マッチング、制度導入以降最多

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 医師臨床研修マッチング協議会(東京都)は22日、医学生らの来年度からの卒後臨床研修先を決める「マッチング」(組み合わせ決定)の中間結果を発表した。臨床研修を担う県内18病院を「1位希望」に選んだ医学生らの合計は103人(前年比16人増)で、2004(平成16)年度に現在の研修制度が導入されて以降、最多となった。ただ18病院の定員の合計(154人)に占める割合は66.9%にとどまった。

 18病院の中間結果時点の1位希望者の数は15年度の90人が最も多かった。県医療人材対策室は「18病院でネットワークをつくり、東京で合同ガイダンスを行うなど取り組んできた成果が出ているが、定員の約67%にとどまっているので、引き続き医学生らにアピールしていきたい」とした。

 白河厚生総合病院(白河市)で1位希望者が定員を上回り、福島赤十字病院(福島市)と寿泉堂綜合病院(郡山市)、竹田綜合病院(会津若松市)、福島医大会津医療センター付属病院(同)は定員と同数だった。一方で、わたり病院(福島市)と福島労災病院(いわき市)は1位希望者がいなかった。

 卒後臨床研修は、医学生らに卒業後2年間、各診療科での研修を義務付ける制度。同協議会は医学生らから提出された希望順位表などに基づきマッチングを行う。最終結果は10月19日に発表する。研修医の3分の2が研修後も県内にとどまるとされ、医師不足解消を目指し、県や各病院は確保に努めている。

 県内の研修医は震災、原発事故後の12年度に56人に激減したが、その後増加に転じた。県によると、本年度県内18病院で採用された研修医は97人。

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