復興応援なのに...今年も福島県外し グリーンコープ連合

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グリーンコープの東日本大震災復興応援企画と銘打ったチラシの一部。宮城、岩手両県の商品のみが紹介されている

 九州や中国地方など西日本の14生活協同組合でつくるグリーンコープ連合(本部・福岡市)がホームページに掲載している東日本大震災の復興応援企画に、被災3県のうち福島県の商品のみが掲載されていないことが23日までに、分かった。

 同連合は昨年、震災復興企画のギフトカタログに福島県を除外する形で「東北5県」と記載し、東京電力福島第1原発事故の風評被害の助長につながるとの抗議が相次ぎ、謝罪した経緯がある。

 特集が掲載されたのは同連合の公式ホームページで、「被災地でがんばっている生産者・メーカーを応援しましょう」と銘打ち、同連合が取り扱う宮城、岩手両県の事業者の商品を紹介しているが福島県の商品は一切掲載されておらず、インターネット上などでは福島県の除外について「批判を聞く気がないのではないか」などの声が上がっている。

 同連合は福島民友新聞社の取材に「経緯について今はコメントできない。今後、しっかりと説明したい」としている。

 ギフトで昨夏謝罪

 同連合は昨夏、組合員向けに配布したギフトカタログ掲載の震災復興特集に福島県を除外する形で「東北5県」と記載したほか、福島県の入っていない東北地方の地図などを使用。原発事故の風評被害を助長するなどの抗議を受け、「福島の方たちの気持ちに配慮できていない表現になってしまった」などと謝罪し、福島県の業者とつながりがなかったことなどを理由に挙げていた。

 「食材紹介」県提案も...

 福島県を除いた「東北5県」の震災復興特集が組まれた際、県産品振興戦略課はグリーンコープ連合に対し、「福島県には素晴らしい食材がたくさんある。業者とのつながりが少ないのであればいつでも紹介する」と提案していた。

 しかしその後、グリーンコープ連合からの連絡は一度もない。同課は「前回の特集に続いて、復興応援企画に福島県産品がないのは残念。その意図は不明だが、引き続き県産品を取り扱いいただけるよう提案していきたい」としている。

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