会津藩の歴史後世に、先人の思いを心に 会津弔霊義会100周年

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戊辰戦争戦没者の慰霊と顕彰を後世に引き継ぐことを確認した記念式典

 戊辰戦争の会津藩殉難者の慰霊や顕彰を行う会津弔霊義会(会津若松市)は今年、設立100周年を迎え、24日に同市で記念式典を行った。戊辰150年を来年に控え、出席者は先人が築いた1世紀の重みを心に刻み、「会津藩の歴史を後世に継承する」と誓いを新たにした。

 「愚直に生き、義を持って、身をていした会津藩士の精神は不動である」。記念式典のあいさつで、芳賀公平理事長(75)=元同市収入役=は会津藩士の精神性の高さをたたえ、「今に生きる私たちは後世に伝えていく責務を持っている。会津藩の歴史的役割や実践した倫理観を後世に継承するため、先人の慰霊にまい進する」と宣言した。

 同会は殉難者の慰霊を永続的に行うため1917(大正6)年に法人化した。創設自体は4年前の1913年。初代会長は「最後の会津武士」といわれた旧会津藩士の町野(まちの)主水(もんど)が務めた。記念式典には、ひ孫に当たる町野英明さん(73)=東京=の姿があった。

 「100年の節目は会津にとって一里塚。未来永劫(えいごう)、会津の先人の御霊(みたま)を弔い、顕彰していくことが会津の発展につながる」。英明さんは、戊辰150年の節目を意識し、歴史を見つめ直す必要性を強調した。

 記念式典では、会津松平家14代当主の松平保久(もりひさ)さんが記念講演し、会津の視点からの歴史の見直しを促した。

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