「いささかの悔いもない」 前原子力規制委員長・田中俊一氏

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職員に原子力規制のさらなる向上を呼び掛ける田中氏

 22日に原子力規制委員長を退任した田中俊一氏(福島市出身)は25日、規制庁職員を前に「体力と能力の限りを尽くしてたどり着いた終着点。5年間の生きざまにいささかの悔いもない。社会からの負託に応えることができた」とあいさつした。

 田中氏は東京電力福島第1原発事故を「安全神話への慣れと裏腹に原子力安全に対する注意力が年々薄れ、原子力科学技術の文明の果実をただひたすらに享受するに明け暮れてきた結果が東京電力福島第1原発事故だった」と表現した。

 その上で、任期中の5年間の取り組みについて「原子力に対する規制をつくり、放射線の有害な影響から人と環境を守ることを使命とし、そのために独立性と透明性を堅持し、科学技術に基づく中立的判断を基本理念とする組織をつくった」と振り返った。

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