カニの甲羅から「深海魚」 種類を特定、アクアマリンで稚魚展示

  このエントリーをはてなブックマークに追加 
展示されているオグロコンニャクウオの稚魚

 いわき市のアクアマリンふくしまは18日までに、北海道で漁獲されたイバラガニモドキ(タラバガニ科)の甲羅に生み付けられる深海魚の種類を特定し、稚魚の展示を開始した。

 卵の主はクサウオ科コンニャクウオ属のアイビクニンとオグロコンニャクウオで、同館では体長7センチ程度まで成長した、オグロコンニャクウオの稚魚約20匹を展示している。クサウオ科の生き物が、タラバガニ科の甲羅に卵を産み付けることは1915(大正4)年から分かっていたが、どの種が産み付けるかは分かっておらず、種が判明するのは初めてという。

 今回調べたイバラガニモドキは、北海道羅臼町沖の水深600~750メートルの海域で漁獲された128匹。同館の調べで、同一海域のカニの甲羅からの卵の出現率は14.8%で、1割以上のカニに卵が産み付けられていることも世界で初めて判明した。

 クサウオ科の魚は、体から輸卵管と呼ばれる管を出し、カニの甲羅の隙間から卵を産み付けるといわれている。水通しが良く、安全なカニの甲羅を産卵場所に選んでいるとみられるという。

おすすめPickup!ニュースの『玉手箱』

【 選挙速報 】第48回衆議院議員選挙・福島選挙区