戦国大名の城跡から「炭化米」 福島・北塩原、発掘調査で発見

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柏木城跡の堀から見つかった炭化米

 会津の戦国大名、蘆名氏が築いた福島県北塩原村大塩の村指定史跡「柏木城跡」の本年度発掘調査で、城の中心に位置する主郭と曲輪の間にある堀から炭化米(黒く焦げたコメ)や炭などが新たに見つかった。

 調査を担当する村教育委員会は「人が住んで城を守っていた可能性が高い」とみている。

 調査は国、県の指定史跡に向け、2014(平成26)年度から来年度までの5年計画で行われている。

 本年度は主郭の一部を囲む高さ1メートル前後の石積みなども確認され、南東北では当時として先進的な築城技術が取り入れられていたことが改めて明らかになった。

 柏木城は1584(天正12)年ごろ、米沢の伊達氏による侵攻を防ぐために築かれた山城。領内を守る要塞(ようさい)として重要な役割を担ったとみられ、昨年度までの調査で約100メートルに及ぶ石積みの通路も発見された。

 蘆名氏に関連する山城は会津に点在しているが、その多くが伊達氏や蒲生氏らによって改修されたとされる。村教委の布尾和史さんは「柏木城跡の改修はなかったと想定され、蘆名氏の城づくりが分かる重要な史料になる」と話している。

 22、23日現地説明会 村教委は22、23の両日午前9時30分から、発掘調査の現地説明会を開く。申し込み不要。集合場所は村生涯学習センター。

 問い合わせは村教委(電話0241・23・5236)へ。

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