学校、家庭の役割提示 福島県教委の家庭学習手引

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 福島県教委は21日までに、効果的な家庭学習を実践するための手引「家庭学習スタンダード」の作成委員会を福島市で開き、子どもが自ら計画して学ぶ「自己マネジメント力」の育成を目標とする原案を示した。レイアウトなどを調整して完成させ、年内に小、中学生のいる全ての家庭に配る。

 手引には、学校と家庭がそれぞれ果たすべき役割を明記している。

 学校側の取り組みとして、家庭学習を効果的に活用した授業改善の研究、各中学校区内の小学校同士や小、中学校の連携、子どもや保護者を対象に家庭学習に関する意識調査を行うことなどを盛り込んだ。

 家庭側の役割としては〈1〉心の支え〈2〉環境づくり〈3〉習慣づくり―の3点を柱に、集中して学習に取り組める環境の確保や地域行事への積極的な参加、図書館の利用促進、テレビやゲームをするときのルールを決めるなどの例を示した。家庭学習の一環として、本や新聞に触れる機会を設けることも入れた。

 文部科学省の全国学力・学習状況調査では、学校の授業以外で平日に1時間以上学習する県内の小、中学生はともに7割を超え、全国平均を大きく上回った。

 県教委は手引を活用し、本県の子どもに定着している家庭学習の時間を有効に使って学力向上につなげる考えだ。

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