世界初!ドローン19機「物流運搬」など実験へ 南相馬-浪江間

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 東大や宇宙航空研究開発機構(JAXA)などでつくる日本無人機運行管理コンソーシアム(JUTM)は26日、南相馬市と浪江町で小型無人機「ドローン」を複数台運用した物流運搬、災害時の行方不明者の捜索などの実証実験を行う。JUTMによると、官民36企業・団体が合同して、同一空域で複数のドローンを使い、空域管理や電波管理などを行う実証実験は世界初。

 近年、空撮や災害対応、物資輸送などで存在感を増しているドローン。目視外での安全な飛行と、複数台同時飛行の実現が課題となっている。今回の実験では、ドローン同士が衝突をしないための空域予約や動態管理、電波調整などのデータを集積するという。

 実験は同市、同町、国と県などの行政機関のほか、ベンチャー企業「自律制御システム研究所」(ACSL)など国内外のドローン製造メーカー、日本郵便、インターネット通販大手の楽天、大手航空会社の全日本空輸(ANA)など、企業・団体が一堂に会して行う。

 当日は、同町と同市間でドローン19機を使い戸別配達などの実験を行った後、災害時を想定した飛行実験を実施する予定。災害時の実験では、事業者のドローンが災害対応のドローンに切り替わり、国や県、同市と災害情報を共有しながら、行方不明者の捜索や救援物資輸送を行うという。

 「安全な使い方国内に示す」

 実験は全て、JUTMと行政機関、飛行機の運航管理のノウハウがあるANAなどが、ドローン同士が空中で衝突しないよう、全機の運航管理を統制して実施する。JUTMは「実験を通じてドローンの安全な使い方を示し、国内にドローンを浸透させていきたい」と実験成功に期待を寄せている。

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