会津身不知柿、輸出10倍増へ タイなどへ33トン見込む

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会津産の柿などを味わうタイ企業のバイヤーや社員ら

 会津特産の「会津身不知(みしらず)柿」の輸出を昨年、6年ぶりに再開した会津坂下、会津美里両町とJA会津よつばでつくる「会津みしらず柿販路拡大促進協議会」は今年もタイやマレーシアに輸出する。

 昨年の販売で好感触を得たため、今年はタイに30トン、マレーシアに3トンと、いずれも昨年の10倍に当たる計33トンの輸出量を見込む。

 会津身不知柿は2008(平成20)年からタイなどに輸出されて富裕層に好評だった。原発事故で中断を余儀なくされたが、昨年、本格的な輸出が再開された。海外への販路拡大とともに、国内でのブランド力向上と魅力発信にもつなげる狙い。日本貿易振興機構(ジェトロ)福島貿易情報センターが輸出拡大を支援する。

 30日には販売促進や産地理解につなげるため、タイのバイヤーを本県視察に招いた。訪れたのは流通大手イオン(千葉市)の現地法人、タイ料理輸入大手アライドコーポレーション(横浜市)の現地法人の青果担当者と社員。

 会津美里町にある同JA永井野選果場では、等級分けや脱渋作業などの説明を受け、柿やリンゴを試食した。

 同行したアライド社の氏家勇祐社長は「タイの人たちは会津身不知柿の食感が好き。それに日本の食品は安全だと認識している。日本の別品種の柿も販売されているが、会津身不知柿だったらさらに売れる」と太鼓判を押した。一行は同日、会津美里町の柿農園を視察し、県庁も表敬訪問した。

 同協議会は11月1日、会津美里町で輸出する会津身不知柿の発送式を行う。タイではデパートなどで販売され、11月18、19の両日には同協議会や生産者が現地で販促活動を行う予定。

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