「ふるさと納税」返礼どうぞ 広野町が米とみそを発送開始

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ふるさと納税者への返礼品として発送された広野産の特別栽培米とみそ

 広野町は1日、本年度のふるさと納税者への返礼品として、地場産の特別栽培米コシヒカリと無添加みその発送を始めた。3年目の取り組みで、原発事故からの農業再生を後押しする。

 町のふるさと応援寄付金に3万円以上寄せた人に対し、町内の農業者が化学肥料や農薬を抑えて育てたコシヒカリ40キロと、広野産大豆で造ったみそのセットを返礼品として贈呈する。

 返礼品は昨年度までコメ60キロ(1俵)だったが、町は総務省の通知に基づき、40キロに減らした。本年度は7~8月に返礼品がある寄付金を募り、ふるさと納税者は95件285万円にとどまった。昨年度は約1000件あり、町は「コメの贈呈量を減らした影響があった」とみている。返礼品の有無にかかわらず、町へのふるさと納税額は1日現在で301万6000円となっている。

 町役場で行われた出発式では、遠藤智町長が「営農再開から5年目の秋を迎えた。感謝の念をコメとみそに込めて全国へ届けたい」と述べた。遠藤町長と返礼品を栽培した企業組合「ひろの」の白土庄一理事、町のマスコットキャラクター「ひろぼー」が輸送業者に返礼品を手渡した。