新たな動脈!東北中央道「福島大笹生IC-米沢北IC間」開通

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福島大笹生―米沢北IC間が開通した東北中央道。本県と山形県の関係者がパレードした=4日午前10時20分、山形県米沢市

 東北中央道福島大笹生―米沢北インターチェンジ(IC)間(35.6キロ、無料区間)が4日、開通した。東北道と連結する福島ジャンクション(JCT)―福島大笹生IC間(1.4キロ、無料区間)と合わせ、福島市と山形県米沢市を結ぶ延長約37キロの路線が、1998(平成10)年度の着工から19年を経て開通。震災と原発事故からの復興・創生の加速化や国内外からの観光誘客を図る広域連携、産業振興などが期待される。

 東北最長の道路トンネル「栗子トンネル」(8972メートル)の米沢市側で両県合同の開通式典が行われ、石井啓一国土交通相、吉野正芳復興相、内堀雅雄知事、吉村美栄子山形県知事らがテープカットした。

 式典後、福島市に会場を移し、本県側の開通式が行われた。内堀知事は「開通は南東北全体の活性化につながる」と述べ、開通効果を生かして復興・創生を推進する姿勢を示した。

 東北中央道は、相馬市を起点に、秋田県横手市までを結ぶ総延長268キロの高速道路。福島JCT―米沢北IC間は、日本道路公団(現・東日本高速道路)が98年に着工したが、採算を取るのが難しいとして、2003年度に国が引き継ぎ、整備を進めた。事業費は1883億円。

 開通により福島、米沢両市役所間の所要時間は国道13号と比較して約20分短縮され、約40分となる。

 吉野復興相は、報道陣の取材に「企業活動の活性化や観光交流の拡大が見込まれ、東北の復興再生を加速させると確信している」と強調、石井国交相は「福島、山形両県間の交流が活性化し、産業振興や観光交流の拡大など、地域活性化が期待される」と語った。

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