「全国で放射線教育を」 ベラルーシ訪問、いわきで中高生報告会

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ベラルーシ訪問の成果を発表する生徒ら

 NPO法人ハッピーロードネットが今夏、浜通りの中学、高校生をベラルーシに派遣した「日本・ベラルーシ友好訪問団2017」の活動報告会は5日、いわき市で開かれた。生徒らはベラルーシで体験したことや感じたことを発表し、風評払拭(ふっしょく)の方法、本県の将来について考えた。

 訪問団が現地で交流したベラルーシ国立大の学生も参加した。報告会は2部構成で開かれた。1部で参加した生徒らが、31年前のチェルノブイリ原発事故を乗り越え、復興を遂げたベラルーシの姿を報告した。

 ベラルーシ国立大生も発表を行い、今回の報告会参加に合わせて視察した廃炉・汚染水対策の進む東京電力福島第1原発、復興へ向かう双葉郡の様子について見たこと、感じたことを語った。

 2部では「ベラルーシと日本の違い」と「私たちは何を学んだのか? これから何をするべきか?」をテーマに訪問団の生徒らが公開討論した。

 訪問団に同行した開沼博立命館大准教授・東日本国際大客員教授(いわき市出身、社会学)が進行役を務めた。生徒らは「放射線教育は県内だけでなく全国で行うことが重要では」「ベラルーシで気付いたことは、放射線以外にも有害なものは存在すること」などと意見を発表し合った。

 来賓として吉野正芳復興相(衆院福島5区)が参加、生徒らの活動を評価し「全国で放射線教育をして、知識を伝えることが重要だ」と語った。

 報告会終了後、解団式が行われ、団長の西本由美子同NPO法人理事長や生徒、保護者らが謝意を伝えた。

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