ふたば未来高生「祝い餅」作り 7年ぶり富岡えびす講市に協力

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富岡えびす講市のために祝い餅と供え餅を作った生徒ら

 富岡町の伝統行事「第89回富岡えびす講市」が11、12日、7年ぶりに同町で開かれる。初冬の風物詩を復興拠点・曲田地区で再開し、手作りの多彩な催しで帰還に向けた町のにぎわいを生み出す。町商工会などでつくる運営委員会の主催、環境省、富岡町の共催。

 えびす講市は1923(大正12)年から始まり震災前まで、同町中央商店街を歩行者天国に盛り上がった一大イベント。町民の帰還や事業再開の促進、交流人口の拡大を目的に、「つないでいこう、富岡町の未来」をテーマに復活祭として準備を進めてきた。

 広野町の県立中高一貫校「ふたば未来学園高」の生徒らが、餅投げ大抽選会でまかれる約1200個の「祝い餅」作りに協力した。

 双葉郡内で唯一となった高校と力を合わせ、伝統行事の再開を後押ししようと富岡町商工会などでつくる運営委員会が依頼した。スペシャリスト系列で農業を選択して学ぶ3年生10人が同校で作業に当たった。

 富岡町で農業再生に取り組むふるさと生産組合(渡辺康男組合長)が今年収穫したもち米30キロを提供した。

 生徒たちは、もち米を蒸し上げた後、機械を使ってついた。一つ一つ手作業で丸めて形を整え、紅白の祝い餅に仕上げた。えびす講市に合わせ、事代主神社の例大祭も行われるため、神前に供える鏡餅も手掛けた。

◆ステージイベントや抽選会、鎮魂花火

 えびす講市恒例の餅投げ大抽選会や富岡町出身者のアーティスト、パフォーマーが出演するステージイベントなどを両日催す。また、月命日の11日は、来場者と竹灯籠づくりを行い点灯するほか、鎮魂花火の打ち上げを予定している。時間は午前10時~午後5時30分(12日は同3時)。

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