郡山・湖南で「無料旅客運送」開始 住民対象に自家用車を利用

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手を振って出発する乗客の高齢者

 NPO法人郡山市民生活交通ネットワーク湖南町ふれあい交通(川口正理事長)の無料旅客運送事業が9日、スタートした。湖南町の住民を対象に会員の自家用車を利用して会員の運転による乗り合いで町内を輸送する。

 高齢者らの交通手段として利用してもらおうと、来年3月30日までボランティアで社会実験として取り組む。福島運輸支局によると、県内でNPOなどの団体が無料で旅客運送を実施するのは初の試み。

 同NPO事務所で運行記念セレモニーを行い、川口理事長らがテープカット、乗客に花束を贈った。初日は80代の6人が利用した。自宅への帰り道に乗車した1人暮らしの女性(81)は「とても助かる。医者に通うときに使いたい」と話した。10日は3人から利用予約が入っているという。

 旅客運送業には国の許可が必要だが、無料の輸送には必要ない。同NPOは1日当たり約10人の利用を見込んでいる。川口理事長は「会員、住民の意見を集約しながら、(来年4月以降の)継続も考えていく」とした。

 利用前日までの予約制で運行時間は午前8時30分~午後4時。土、日曜日と祝日は休み。

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