大熊産「ホンシメジ」出荷開始 震災後初、香りが強く風味豊か

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ハウス内で収穫期を迎えた菌床栽培のホンシメジ=9日午前、大熊町

 東京電力福島第1原発事故の影響により全町避難が続く大熊町で栽培されたホンシメジの県オリジナル品種「福島H106号」が出荷されたことを受け、生産した「おおくま未来合同会社」は9日、町が復興拠点とする大川原地区で視察会を開いた。東日本大震災後、大熊産農産物の出荷は初めて。畑川恵成代表社員らの案内で吉田淳副町長と根本友子町農業委員会長が栽培状況を確認した。

 同社は県のモデル事業に採択され、農業用の軽石を使ってホンシメジの菌床栽培に挑んだ。県による検査で放射性セシウムは検出されず、8日に1.3キロが郡山市のホテルに届けられた。

 ホンシメジは人工栽培が難しいものの、香りが強く風味豊かなのが特徴。福島H106号は、1キロ当たり約6000円と高値で取引され、生産者の収入確保が期待されるという。

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