遺体を別の場所から運び込む? 下郷の遺棄事件、死後1年以上

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 下郷町の空き地で身元不明の遺体が発見された事件で、福島北署が死体遺棄の疑いで逮捕した国見、無職、容疑者男(39)と、弟でさいたま市の大工、容疑者男(35)の兄弟が、別の場所から遺体を現場に運び込み、地中に遺棄したとみられることが10日、捜査関係者への取材で分かった。

 福島北署の捜査本部によると、遺体の発見現場から衣類や遺留品が見つかっておらず、遺体は裸の状態で埋められた可能性が高いという。

 39歳容疑者男が調べに対し、「(遺体の遺棄を)弟に手伝ってもらった」などと話しており、39歳容疑者男が死体遺棄を主導したとみて調べていることも捜査関係者らの話で分かった。

 捜査本部は同日、司法解剖の結果、遺体は男性で、死後1年数カ月が経過していたことを明らかにした。引き続き死因などについて解明を続ける。

 捜査関係者によると、遺体は昨年6月ごろ、行方不明になった県北地方出身で、当時宇都宮市に住んでいた40代男性とみられる。39歳容疑者男は男性の頭部に火を付けたり、殴ったりしてけがを負わせたとして傷害容疑で6日に逮捕されていた。同本部は39歳容疑者男と男性の間に何らかのトラブルがあったとみて、殺人容疑も視野に調べを進めている。

 同本部は10日、死体遺棄の疑いで35歳容疑者男を送検した。

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