悲痛...「信じられない」 座間9遺体、被害者に福島の高3女子

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 「まさか」「まだ信じられない」。神奈川県座間市のアパートで9人の切断遺体が見つかった事件で、県北地方の県立高校3年で福島市の須田あかりさん(17)が被害者の一人だったことが判明した10日、須田さんの無事を願い続けた家族や同級生からは悲痛な声が漏れ、動揺が広がった。

 「まだ(遺体を)見ていないから、亡くなった気がしない」。須田さんの父親は、悲しすぎる現実を受け入れられない様子で話した。

 9日夜に警視庁から身元特定の連絡を受けた。何も考えられないまま、朝を迎えたという。それでも須田さんの父親は「家出しているような人はすぐに家族に連絡してほしい。同じような目に遭わないで」と、言葉を絞り出した。

 また須田さんの母親は県警を通じて「親として娘を守れなかった。ただただ静かに見送ってやりたい」とのコメントを報道各社に送った。

 信じたくない悲報に、同級生たちも一様に言葉を詰まらせた。「良い悪いの判断はできる子だと思っていたのに。なんで知らない人の所へ」。中学時代の同級生で、高校進学後も交流があった女子高生(18)は最悪の結果に落胆の表情を浮かべた。

 須田さんは、昨冬ごろから短文投稿サイト「ツイッター」で、「もう死にたい」という趣旨の投稿を繰り返すようになったという。「悩みを聞いてあげられれば良かった」。同級生は声を掛けてあげられなかったことを後悔し、沈痛な面持ちで言葉をこぼした。

 中学で須田さんと同じ美術部に所属していた男子高生(18)は「おとなしくて、黙々と創作に没頭する子だった。同じ時間を過ごしただけに信じられない」と話し、高校の同級生の女子生徒は「同級生が巻き込まれて驚いた。怖くて背筋が凍った」と、恐怖心を隠さなかった。

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