「チベットの歌姫」バイマーヤンジンさん、家族や母親像語る

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バイマーヤンジン チベット出身。中国国立四川音楽大卒。1994年、結婚を機に来日。コンサート活動のほかチベット文化や家族をテーマにしたユーモアあふれる講演会が感動と共感を呼んでいる。

 福島中央ライオンズクラブと福島民友新聞社は「お母さんありがとう作文コンクール」が今年で50回の節目を迎えたのを記念し、「チベットの歌姫」と呼ばれる歌手バイマーヤンジンさんを招いた講演会を26日、福島市で開く。歌声だけでなく講演活動でも注目されるのは、なぜか。彼女が語る家族や母親像などについて聞いた。

 ―チベットでの家族の在り方は。
 「チベットでは、大家族がともに生活しお互いを支え合う。親は子どもを懸命に育て、成長した子は親の面倒を見る。兄弟げんかや親への反抗などは、ほとんどない。みんなが家族に喜んでもらいたい気持ちで生活し、強い信頼関係で結ばれている。問題が生じれば、家族みんなで話し合う。気持ちをオープンにすることで互いの理解も深まっていく。家族間の理解と信頼の深さが、大家族を育てていると思う」

 ―理想の母親像とは。
 「日本に来て、言葉や生活習慣などを日々学び続けてきた。これからも、人として学ぶべきことは多くあると思う。子どもに、そんな学びの姿を見せ続けることが母親の役割で、子どもの成長の糧になると考えている。また、家族であることの感謝の気持ちを伝えることも大事。息子を家から送り出すときは、いつもハグしている」

 ―チベットに学校を作る運動を続けているが。
 「私の家庭は裕福ではなかったが、親が学校に行かせてくれた。学校によって私の人生は変わった。視野が広くなり、いろいろな経験もできた。日本に来て、国が豊かなのは教育のおかげだと実感した。自分の人生を変えた学校を、チベットの教育環境が整っていない村に作り、子どもたちに希望を与えたい」

 26日、福島で講演会
 「お母さんありがとう作文コンクール50回記念・バイマーヤンジンさん講演会」は26日午後2時から、福島市のサンパレス福島で開かれる。定員300人。入場無料だが、事前申し込みが必要。問い合わせは福島民友新聞社事業部(電話024・523・1334)へ。

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