「宇都宮から遺体運び埋めた」 下郷の遺棄事件、人目避け夜中に

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 下郷町の空き地で身元不明の男性遺体が発見された事件で、福島北署が死体遺棄の疑いで逮捕した国見町、無職、容疑者男(39)、弟でさいたま市、大工、容疑者男(35)の兄弟が「宇都宮から遺体を車で運んで埋めた」と供述していることが11日、捜査関係者への取材で分かった。

 同署の捜査本部は遺体が昨年6月ごろから、行方不明になっている当時宇都宮市に住んでいた県北地方出身の40代男性とみて遺体の身元確認を急ぎ、殺人容疑も視野に調べている。

 遺体を遺棄したとみられる昨年6月上旬ごろ、39歳容疑者と男性は宇都宮市に住んでいた。職場で知り合った2人の間にあった何らかのトラブルが事件の背景にあるとみられる。

 また、両容疑者が「人目の付かない夜中に埋めた」と話していることも捜査関係者の話で分かった。下郷町出身の両容疑者は遺体が発見された現場周辺に土地勘があり、日中は観光客が多いが、夜間は人通りの少ないことを知っていた可能性が高い。捜査本部は、両容疑者が共謀して、場所や日時を計画的に決めて遺体を遺棄したとみて調べている。

 捜査本部による遺棄現場の捜索は11日も続行されたが、衣服などの遺留品は発見されなかったという。現場の状況から、両容疑者がスコップを使って穴を掘り、遺体を埋めたことも捜査関係者の話で分かった。

 捜査本部は11日、死体遺棄の疑いで39歳容疑者を送検した。

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