「指定廃棄物」17日に搬入開始 富岡の処分場、最終処分着手

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 東京電力福島第1原発事故で出た県内の指定廃棄物を富岡町の国有埋め立て処分場(旧フクシマエコテッククリーンセンター)で最終処分する計画について、環境省は17日に処分場への搬入を始める。県と富岡町、搬入路がある楢葉町が国の計画を受け入れてから約2年。各地に一時保管されている指定廃棄物や双葉郡8町村で出た生活ごみの処分が進むことになる。国が指定廃棄物の最終処分に着手するのは全国初。

 伊藤忠彦環境副大臣が13日、鈴木正晃副知事と宮本皓一富岡町長、松本幸英楢葉町長と共に処分場と搬入路を視察した後に富岡町で会談し、安全対策や輸送計画、搬入路の準備が整ったとして、17日に搬入を始めたいとの意向を伝えた。副知事と両町長は安全管理徹底や住民への丁寧な説明などを求めた上で了承した。

 指定廃棄物は放射性セシウム濃度が1キロ当たり8000ベクレル超、10万ベクレル以下の汚泥や稲わら、牧草の焼却灰など。環境省によると、8月末時点で33市町村の計106カ所に一時保管されている。

 総量を約72万トンと見込み、6~10年かけて輸送する。同省は17日に富岡、楢葉両町の廃棄物から搬入を開始する方針だ。

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