学校給食に南相馬市産「コメ」提供 18年度から、原発事故後初

  このエントリーをはてなブックマークに追加 

 南相馬市教委は17日、市内の小、中学校と幼稚園の学校給食で来年度から同市産のコメを使用することを決めた。地元産のコメの使用は東京電力福島第1原発事故後、初めて。

 市内の小、中学校21校と幼稚園6園の給食で使う。本年度産のコメはすでに販路が決まっているが、調整ができれば来年4月からでも地元のコメを使いたい考えだ。

 市教委によると、市内の小、中学校と幼稚園では原発事故前、原町、鹿島、小高各区の学校ごとに地元農家が収穫したコメなど農産物を使う「地産地消」に取り組んできた。原発事故後、保護者の不安などから地元農産物を給食に使用していなかった。

 市教委は定期的に保護者への意向調査を行い、食品の安全性を広報などでPRしてきた。保護者らの放射能に対する不安が少なくなってきたこともあり、昨年12月から新潟県産のコメから会津産に切り替え、野菜も南相馬市産にしている。