休業ホテル再開へ 会津若松・東山温泉、「瀧の湯」が取得

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東山第一ホテル周辺地図

 会津若松市東山温泉の旅館「庄助の宿瀧の湯」は、昨年11月から休業している同温泉の東山第一ホテルを取得し、旅館として再オープンする。

 同市の飲食店や仕出し店と連携して食事を提供することで安価な宿泊料金とし、利用客の幅広いニーズに対応する。来年3月のオープン予定。

 瀧の湯は、東山温泉で食事やサービスを提供しない代わりに安価な料金設定にした「ゆっくらイン」を経営する。

 ゆっくらインの近くに瀧の湯があるため、宿泊客が希望すれば、瀧の湯の大浴場や朝食会場を利用でき、その経営ノウハウを新しい旅館に生かす。

 東山第一ホテルは1973(昭和48)年に建設され、何度か改修された。30室で収容人数は約150人。

 瀧の湯は大浴場の改修などを進め、ビジネスホテルのような形態としながら和の雰囲気を持った旅館「月のあかり」として再オープンする。月のあかりには大浴場などがあるため、料金はゆっくらインと瀧の湯の間になる見込みだ。

 瀧の湯の斎藤純一会長は「宴会、2次会、カラオケと全てを旅館の中で完結するスタイルが多いが、近くの飲食店などと連携して宿泊客に満足してもらう考えがあってもいい」と提案し、「好みの店で会津の郷土料理などを味わってもらい、温泉と宿泊は月のあかりという使い方をしていただける」と話す。

 斎藤会長は東山温泉全体の活性化やイメージアップも必要とし、「旅館や飲食店などが共存する取り組みも必要。外国人観光客の一人旅も楽しんでもらえるようにしたい」と語った。