従業員「信頼落ちた」 三菱伸銅データ偽装、急な説明に戸惑い

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 非鉄大手の三菱マテリアルの子会社三菱伸銅(東京)が23日、同社若松製作所(会津若松市)で自動車部品などの性能データ改ざんがあったと発表したのを受け、同製作所の従業員からは「会社の信頼は落ちた」「事実なのかよく分からない」などと戸惑いの声が聞かれた。

 同社は10月にデータ改ざんを把握し、出荷を停止したが、従業員に対し不正があったと説明したのは発表と同じ23日だった。
 40代の男性従業員は「緊急に従業員が集められ説明を聞いた。ほかの従業員はあぜんとした様子だった」と話し、10月に発覚した神戸製鋼所のデータ改ざん問題を挙げ「これで大丈夫なのか」と不安な様子を見せた。

 別の男性従業員は「事前に内部調査が行われていたとうわさで聞いた」と述べ「まさか自分の働いている場所とは思わなかった」と話した。

 同製作所は福島民友新聞社の取材に対し「本社に対応を任せているのでコメントできない」とした。