挑戦の大切さ伝える「ブラインドサッカー」 日本代表・加藤さん

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生徒たちにブラインドサッカーの技術を披露する加藤さん(中央)

 ブラインドサッカー日本代表で、福島市出身の加藤健人さん(32)は24日、同市の福島三中を訪れ、生徒に挑戦することの大切さを伝えた。

 県教委と同中PTAの主催。地域でつながる家庭教育応援事業・はばたけふくしまっ子事業として開催された。ブラインドサッカーは視覚障害者の5人制サッカー。鈴が入ったボールの音や、仲間と敵が知らせる声と手拍子を頼りにプレーする。加藤さんは高校3年の時に遺伝性の病気で徐々に視力を失った。病気が進み、引きこもりがちになった時、競技に出合った。

 講演では、加藤さんがルールや魅力を紹介した後、実際にボールを使って国内トップレベルの技術を披露した。生徒たちもドリブルやパスに挑戦し、サッカー部主将の大竹柚凛さん(2年)は「見えないことで難しかった分、パスがつながるとうれしかった」と話した。

 加藤さんは「まずは挑戦してみること。始めなければ始まらない」と生徒たちにエールを送り、2020年の東京パラリンピックに向けて「メダルを取りたい」と誓った。

 ブラインドサッカー日本代表は来月9日、マレーシアで開幕するアジア選手権に出場する。上位3チームは来年6月の世界選手権への出場権を得る。