飯坂線でネコの里親探し 福大生らが猫電車プロジェクト

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福大周辺で保護された猫とのマッチングを行った車内

 大学キャンパス内で暮らす野良猫「大学猫」と学生の共生を目指す福島大ねこサークルとさいたま市の鉄道サークル高樹屋は25日、福島市の福島交通飯坂線で保護猫と里親のマッチングを目的とした「ふくねこ×いいでん 猫電車プロジェクト」を初開催した。参加者が走行中の電車内で保護猫と触れ合い、同サークルの活動に理解を深めた。

 同サークルの活動の中心は大学猫の世話だが、特に人間に飼われた方がいい事情のある猫の里親を今回特別に募集した。今回が初開催で、電車を貸し切り保護猫や保護犬の里親を探す他県での取り組みを参考にしたという。里親を希望する県内外の12人が、福島大周辺で保護された猫4匹と触れ合い、マッチングを図った。

 同サークル代表の北村はるかさん(25)は「地域の人に親しまれているローカル線でイベントを開くことで、大学猫や地域猫について多くの人に知ってもらおうと考えた。里親募集はやむを得ない場合のみだが、今後も学生ができる範囲で猫との共生を目指したい」と話した。

 福島市の会社員大川浩範さん(49)は「福島大の近くに住んでおり、同サークルが熱心に活動している様子を会員制交流サイト(SNS)などで知り、協力したいとイベントに参加した。譲渡会単体では目的が限られるが、鉄道とのコラボのようにいろいろな要素が盛り込まれていると参加しやすくうれしい」と話した。