「福島で終われて幸せ」 福島ユナイテッド・渡辺選手、現役に幕

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18年間の現役生活にピリオドを打った渡辺選手=福島市・とうほう・みんなのスタジアム

 「現役生活の最後を生まれた福島で終わることができて幸せです」。サッカーJ3福島ユナイテッドFCの主将渡辺匠選手(35)=いわき市出身=は3日、18年間のプロ生活に幕を下ろした。    

 同日、とうほう・みんなのスタジアム(福島市)で行われた最終節の盛岡戦に途中出場し、安定感のあるプレーで現役最後の試合を締めた。田坂和昭監督は「ピッチの中の監督だった」とたたえた。

 小名浜一中から神奈川県の桐光学園高に進学。2000(平成12)年、川崎フロンターレに入団し、プロ入り。

 モンテディオ山形、松本山雅FC、横浜FCを経て昨年、福島に加入した。

 試合後のセレモニー。「サッカーを通して県民に勇気や希望を届けられるチームになっていってほしい」と後輩にエールを送ると、応援スタンドから「匠」コールが響いた。

 シーズン終了のセレモニーも行われた。福島を運営するAC福島ユナイテッドの鈴木勇人社長は「田坂監督を迎えて『密集』という新たなスタイルを築いた。課題はあるが、自信もつかんだ」と来季の飛躍を誓った。

 渡辺選手のほか、MF金功青選手(31)、GK岡田大選手(32)、DF杉野健斗選手(25)の引退セレモニーも行った。