身近な場で物産展 ふるさと商人が郡山に支社、福島県内で移動販売

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「ふるさと商人」の移動販売ブース=田村市

 移動販売事業を展開する、ふるさと商人(東京都)は4日、郡山市八山田に福島支社を開設し、県内での移動販売を始めた。スーパーや百貨店から離れた地域で暮らす消費者に向けて、スイーツや和・洋・中の総菜、特産品を提供する。同社は首都圏に加え、岩手、茨城の各県など約3000カ所で移動販売を手掛けており、支社の開設は4カ所目となった。

 スイーツや総菜提供

 移動販売では、郵便局の一角などにブースを設け、移動式の冷凍庫を使い、スタッフが数時間、対面式で販売する。30種類ほどの商品を用意し、北海道から仕入れたスイーツなど、百貨店で開かれる物産展で並ぶような「少し高級な品」を取りそろえているのが特徴だ。

 商品を実際に手に取り選んでもらうことで、ネットショッピングや宅配サービスとの差別化を図る。

 同社広報担当の岩淵あゆみさんは「選ぶ楽しさやスタッフとコミュニケーションを取る楽しさを届けたい」と話している。

 初日は田村市の船引、七郷の両郵便局にブースを設けた。孫とケーキを買いに訪れた同市の主婦(59)は「遠くまで行かなくても身近な場所で安心して買える」と笑顔を見せた。

 同社は、県内全域の郵便局を巡回して移動販売を行う予定で、販売場所を介護施設や公民館などに広げていきたい考えだ。福島支社では直販を行っている。移動販売の開催情報は同社ホームページで。

 問い合わせは福島支社へ。