キング・カズ先生が特別授業 「夢を諦めず、情熱失わないで」

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楢葉南、楢葉北小を訪れ子どもたちにあいさつする三浦選手=5日午後、楢葉町

 サッカーJ2の横浜FCの選手らが5日、楢葉町といわき市の小学校を訪問した。楢葉南、楢葉北小では元日本代表FW三浦知良選手が特別授業を行い、児童に「夢を諦めず、情熱を失わないで」と夢を持つことの大切さを伝えた。

 6年生のクラスを担当した50歳の「キング・カズ」は、児童10人を前に15歳でブラジルに渡ったことやJリーグ現役最年長でプレーし続ける思いなどを話した。楢葉南小の女子児童(11)は「夢を実現できるように頑張ろうと思った」と話した。横浜FCの震災復興支援活動の一環として全選手ら約40人が参加。授業のほかにサッカー教室も開いた。

 Jヴィレッジ視察「またここでサッカーを」

 東日本大震災復興支援活動として5日、楢葉町の楢葉南、楢葉北小で特別授業を行ったサッカーJ2横浜FCのFW三浦知良選手(50)らは、授業後、来夏に一部再開予定のサッカー施設Jヴィレッジ(楢葉、広野町)を視察した。三浦選手らは天然芝が敷かれたグラウンドを眺め、Jヴィレッジの再開に期待を掛けた。

 サッカーの元日本代表監督フィリップ・トルシエ氏が率いた「トルシエ・ジャパン」時代の2000(平成12)年に同施設で代表合宿経験がある三浦選手。「最後に来たのは17年前ぐらいだが、ここでプレーしたことを覚えている」と懐かしみ、「僕らがここで合宿したり、みんなとサッカーで触れ合ったりしたい。また(Jヴィレッジが)パワーを持って活動してほしい」と述べた。

 Jヴィレッジは震災後に東京電力福島第1原発事故の対応拠点となり、グラウンドは作業員の駐車場や資材置き場などに利用された。19年4月には全面再開の予定で、復旧工事が進んでいる。